学校長メッセージ
奈良県立大学附属高等学校の挑戦
~探究がひらく未来の扉~
公立大学法人奈良県立大学
理事・学長特別補佐・特任教授
附属高等学校長 石井宏典
正解のない問い(社会的課題等)と向き合い、その解決に向けて行動できる人材を育成しうる学校のカタチはどうあるべきか。これは、教育政策を研究対象とする私の問いでもあります。目の前にいる子ども達は、AI、IoT、ロボット等、技術革新が急速に進むソサエティ5.0(超スマート社会)と呼ばれる、これまで不可能と思われたことが可能になる社会を生きることになります。こうした前提に立てば、既成概念や前例踏襲といった思考の枠組みから解放される必要があるでしょう。
そこで、本学が新たに設置する附属高校では、生徒の主体性と創造性を最大限に尊重するとともに、大学との高度な連携による課題探究型の学びを基軸に据え、2022年4月に県内初となる探究科5クラスの単科高校として船出しました。
特色ある教育活動として、アカデミックスキルの基礎を学びつつ生徒自身が設定した課題に取り組む「課題探究」を中核に、反転学習を前提とする「アクティブ・ラーニング型授業」の全教科での導入、県立大学講義科目の履修(3年次)や県立大学への特別推薦制度(上限50名)等の「大学との高度な連携」、アントレプレナーを含む人生100年時代に対応する「ライフキャリア教育」、一人一台の情報端末をフル活用する「ICT活用教育」等に取り組んでいます。また、生徒達には、「自立」した個人として、他者や社会に「貢献」し、何事にも「挑戦」することを求め、これを生徒綱領(自立、貢献、挑戦)として掲げ行動規範としています。
以上のように、附属高校での学びは、常に生徒主体であり、同時に、獲得した能力は社会に還元することを念頭に設計していることから、生涯に亘って学び続ける姿勢の確立や、新たな時代を切り拓くリーダーの育成に繋がると考えています。今後も、検証と改善を繰り返しながら、これからの時代に対応する高校教育モデルの構築に向けて挑戦し続けて参ります。
理事・学長特別補佐・特任教授
附属高等学校長 石井宏典
正解のない問い(社会的課題等)と向き合い、その解決に向けて行動できる人材を育成しうる学校のカタチはどうあるべきか。これは、教育政策を研究対象とする私の問いでもあります。目の前にいる子ども達は、AI、IoT、ロボット等、技術革新が急速に進むソサエティ5.0(超スマート社会)と呼ばれる、これまで不可能と思われたことが可能になる社会を生きることになります。こうした前提に立てば、既成概念や前例踏襲といった思考の枠組みから解放される必要があるでしょう。
そこで、本学が新たに設置する附属高校では、生徒の主体性と創造性を最大限に尊重するとともに、大学との高度な連携による課題探究型の学びを基軸に据え、2022年4月に県内初となる探究科5クラスの単科高校として船出しました。
特色ある教育活動として、アカデミックスキルの基礎を学びつつ生徒自身が設定した課題に取り組む「課題探究」を中核に、反転学習を前提とする「アクティブ・ラーニング型授業」の全教科での導入、県立大学講義科目の履修(3年次)や県立大学への特別推薦制度(上限50名)等の「大学との高度な連携」、アントレプレナーを含む人生100年時代に対応する「ライフキャリア教育」、一人一台の情報端末をフル活用する「ICT活用教育」等に取り組んでいます。また、生徒達には、「自立」した個人として、他者や社会に「貢献」し、何事にも「挑戦」することを求め、これを生徒綱領(自立、貢献、挑戦)として掲げ行動規範としています。
以上のように、附属高校での学びは、常に生徒主体であり、同時に、獲得した能力は社会に還元することを念頭に設計していることから、生涯に亘って学び続ける姿勢の確立や、新たな時代を切り拓くリーダーの育成に繋がると考えています。今後も、検証と改善を繰り返しながら、これからの時代に対応する高校教育モデルの構築に向けて挑戦し続けて参ります。